千葉県は埼玉と並んで東京のベッドタウンと言われています。それは当然で、立地的に隣であり中央総武線や東武東上線など、簡単に都心へ行ける路線が敷かれているからです。そのため、東京で働くという意味でも千葉はそれなりに賃貸料の高い土地となっています。働いているのならいいのですが、シニア世代になり定年退職してから賃貸料が厳しくなってくる家庭も多いのではないでしょうか。

定年したのなら、東京へのアクセスは悪くなるもののもう少し開発されていない賃貸料の安いところへ引っ越すのも一つの手段です。ずっと千葉で暮らしていたのなら、シニアになって千葉から離れたくないという気持ちも分かります。その場合、特に東京にアクセスしやすい西地区を離れ、房総半島方面であったり内陸地に安いところを探してみるといいでしょう。集合住宅は当然ですが、駅から遠かったり騒音があるものの線路に近かったりと、家賃が安くなる条件はいくつかあります。

スーパーなどのお店から遠いなどの生活に支障のある条件さえ飲まなければ、たまにしか使わない駅への距離を気にする必要はないはずです。あとはシニア世代にとって重要である、横の交流が出来る公民館への距離などが重要で、これはその地区にすむシニアがどのくらいいるかも判断材料になってきます。どちらにせよ引っ越す場合には70歳になる前に動いておくと、何かと便利です。契約者にすらなれないとも言われており、離れて暮らしている家族や親戚に頼りたくない場合には意識しておきましょう。